復活します。

いろいろありまして更新していませんでしたが、
これからはできるだけ更新するよう頑張っていきたいと思います。

「簡単・見やすい・わかりやすい」

これを念頭にお役にたてるワンポイントアドバイスを綴っていきたいと思います。

改めましてよろしくお願い致します。

高脂血症(2)

コレステロール中性脂肪が高いといわれたら、あなたはどのように改善しますか?
食事療法がまず頭に浮かぶのではないでしょうか?特にコレステロールはなかなか数値が落ちにくいです。食事をあれこれ気をつけている方も多いことでしょう。

しかし、せっかくの楽しい食事もいろいろ気を使っていたら、なんだか味気なくて楽しくなくなってしまいますね。でも気をつけないといけないし・・・

食事のお話しはまた別の機会にするとして、今回は「入れる(=食べる)」ことばかり意識せず、「出す(=消費する)」ということをお話ししたいと思います。そういうアプローチも非常に重要だからです。「多く取り過ぎないように・・・」も大切かもしれませんが、「多く消費しよう」も非常に重要です。

体内にあるコレステロールの7〜8割は自分で作り出しています。ホルモン、細胞膜などの材料になります。身体には必要なものなんですね。ですが、必要以上に身体にあると良くないわけです。ですから、どんどん消費してもらうようにしましょう。

ではどんどん消費してもらうためにはどうすればいいのか・・・

①規則正しい生活を心がける。
②適度な運動をする。

が良いでしょう。
なんだか健康の為に当たり前のようなことですが、しっかりと理由がわかれば意識しやすいと思います。

まず、①規則正しい生活を心がける、ですが、規則正しい生活をすることで、ホルモンの働きを正常に保ちます。逆に言えば不規則な生活はホルモンバランスを崩します。ホルモンがしっかり働く=正しく分泌されているといえます。しっかりとホルモンを作ってもらいましょう。また規則正しい生活で健康が維持されます。ということはきちんと新陳代謝が行われますから、新しい細胞ができあがりそのときにコレステロールが使われます。

そして②の適度な運動です。特に有酸素運動が良いです。有酸素運動を継続することにより、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が増加し、LDLコレステロール(悪玉)が減少します。HDLコレステロールが増加するということは大変善い事です。HDLコレステロール動脈硬化を防いでくれる働きがあるからです。尚且つ悪玉も減ってしまうということで、善い事だらけですね。また血中コレステロールだけでなく中性脂肪も減少します!

また、継続的に有酸素運動を続けることにより、毛細血管が増えます。心肺機能が高まるだけでなく、血液も流れやすくなりますから、当然、新陳代謝もよくなるでしょう。よって新しい細胞を作り出す事が活発に行われます。そうです、材料のコレステロールがどんどん使われるということです。

もう有酸素運動するしかないですね!

オススメはだれでも簡単にできるウォーキングですが、30分くらい歩いても全然平気になってきたら身体が慣れてしまった証拠です。途中で少しジョギングを入れるなど、強度を変えてみましょう(※膝が悪い人は行わないでください)また気分を変えて自転車でサイクリングに出かけてみるというのも一つの手です。気分転換にもなりますし、もちろん有酸素運動ですから効果もあります。自転車なら膝が多少痛い人でもできるでしょう。

頻度としては週に2〜3日行うのがよいでしょう。




ではお大事にどうぞ。


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ご協力ありがとうございましたm(__)m

高脂血症

高脂血症という言葉を知っていますか?
血液の中に脂(アブラ)が多いという状態です。どのような脂かといいますと、コレステロール中性脂肪です。世間一般で言うドロドロ血と思っていただいてほぼ間違いないでしょう。

血液検査でこの2つのうちどちらかが高いと要注意です(もちろん2つとも高い方は危険です)コレステロールが高ければ動脈硬化が進み、血管がつまる脳梗塞心筋梗塞、肺塞栓などの死に繋がる疾患の危険因子です。死に繋がらないにしても脳梗塞は半身不随や言語障害などの麻痺症状や、痴呆症の原因にもなります。

中性脂肪は、お腹の周りにたまっているアレですが、お腹まわりだけならまだしも、内臓についてしまったらどうでしょう?特に肝臓に脂肪が溜まってしまったら大変です。「脂肪肝」だけでとどまればいいですが、さらに進むと肝硬変、肝硬変から肝癌へと進んでしまう可能性があります。肝臓はそうとう悪くなるまで症状が現れにくい臓器です。ですからうっかりすると悪くしてしまうこともあるわけです。

これらの疾患にならないために、危険因子である高コレステロール、高中性脂肪を改善させなければいけません。

次回はその改善方法です。

ではお大事にどうぞ。



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高血圧(2)

血圧、正常ですか?

今回は血圧が高い方への改善策をお話ししたいと思います。
すでに色々な方法をご存知の方も多いと思いますが、再確認のつもりで読んでみてください。

①まず、多くの方が行っているのは「減塩」だと思います。
塩分を多くとると血圧が上がりやすくなってしまいます。日本人の食事は塩分を多く摂取しやすいものが多いですね。味噌汁であったり、醤油での味付けであったり。ですからできるだけ薄味に慣れて塩分摂取を控えるようにする、とういうのは多くの方が行っているでしょう。当然続けていただきたいことです。

また多く取りすぎたかな?と思ったらカリウムを多く摂取するようにしましょう。カリウムは取りすぎた塩分(ナトリウム)と上手くバランスをとって血圧を下げる働きがあります。

カリウムを多く含む食材(当然ながら他にもたくさんありますから)
(野菜)ゴボウ、ニンジン、ほうれん草、ナス
(芋類)サトイモ、山芋、さつまいも、じゃがいも
(海草類)ひじき、わかめ
(果物)パイナップル、グレープフルーツ、りんご、梨、バナナ
緑黄色野菜はカリウムもさることながら、ビタミンB群も摂取できるのでやはり必要ですね。

それと水分の摂取も大切です


②そして次に忘れてほしくないのが、有酸素運動をすることです。継続して有酸素運動をすることは血圧だけでなく、血中コレステロールの引き下げの効果もあります。まったく運動をしていない人ならば、どんな有酸素運動でも構いません。続けられると思うものを行いましょう。多くの人が行っているウォーキングであれば、軽く汗がにじむくらいは歩きましょう。時間にしたら1日30分は歩きたいものです(連続ではなくて15分×2回でもOK)最初は短い時間でけっこうです。段々、時間を延ばしていきましょう。ただ、膝や腰が痛い方は無理は禁物です。
毎日1時間以上も歩いている人がいますが、そこまで頑張らなくてもけっこうです。30〜60分の範囲で歩きましょう。段々慣れてきたら、同じ時間でも今までより早く歩くようにするとか、少しだけジョギングを入れるとかして「強度」を変えます。そうすることで身体に対する刺激を変えて、身体機能を向上させます。

また一つ付け加えておきますが、ウォーキングやジョギングでは筋力はほとんど鍛えられません。筋力を鍛える場合はやはり筋力トレーニングが必要です。



有酸素運動→心肺機能向上、血圧・コレステロール低下
筋力トレーニング→筋力アップ(動作の向上)、血管の強度アップ、血糖値の低下


大まかにこのように覚えておくと良いと思います。
有酸素運動で血圧やコレステロールを下げつつ、筋トレを行えば、心疾患や脳血管疾患の危険リスクをかなり低下させることが出来るのです。だから運動は大事なのです。


ではお大事にどうぞ。


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ご協力ありがとうございましたm(__)m

高血圧(1)

中高年の方で血圧が高い方はかなり多いと思います。
治療院にも血圧の高い方だけでなく、心臓の悪い方、過去に脳梗塞クモ膜下出血を患った方など、血圧に関係している疾患を持っている方は多いです。みなさんの血圧はどうでしょうか?ご自身の血圧は把握していらっしゃいますか?

ちなみに正常値は139/89以下です。
140を少しでも超えていたら、それは「高血圧」です。

以前、整形外科で働いていたときの事です。いつもおしゃべりのおばあちゃんが、その日はなんだかおとなしいことに周りの人は気付いていました。「疲れているのかな?」というふうにしか周りでは思っていなかったんです。そしてイスに座って温める電気にかかっているときにでした。すぐ横のベッドに入っていた私は「ドサッ」という音がしたので、カーテンを開けて見てみたらそのおばあちゃんが倒れていました。他のスタッフもすぐに気付き駆け寄るとイビキをかきはじめました。すぐにクモ膜下出血だと思いました。院長を呼びに急ぐ者、受付に知らせて救急車を呼ぶ者、周りの患者さんを落ち着かせるスタッフ。訓練したわけでもないのに非常にチームワーク良くみんなが動き、救急車もすぐに来ました。処置としては非常に早くできたと思われます。集中治療室に運ばれましたが、5日後に亡くなってしまいました。

日頃から血圧が高い事が分かっている人は、体調が悪いと感じたらすぐに血圧を計りましょう。そして高い事が確認できたらできるだけ早く病院へ行きましょう。血圧が原因となる疾患は治療が早ければ早いほど良いのです。

「血圧を下げる薬を飲んでいて血圧は落ち着いている」「それほど高くないから薬は飲んでいない。今のところは大丈夫」という方が中にはいらっしますが、要注意です。安心して欲しくないのは薬で抑えようと、高血圧には合併症があるのです。その合併症とは「動脈硬化」です。痛くもかゆくもありませんが、この合併症はとても恐ろしいです。心疾患、脳血管疾患など、死に直結する病気のリスクがどんどん高まっていくのです。ですから、薬を飲まなくても血圧が低い状態に戻さなければいけないのです。

次回は高血圧改善対策についてお話します。

ではお大事にどうぞ。


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ご協力ありがとうございましたm(__)m

睡眠は十分ですか?

1日何時間睡眠とってますか?

長すぎても短すぎてもいけないそうですね。
1日7時間くらいが一番長生きするんだそうです。
毎日は難しいにしても最低6時間は確保したいところです。
そしてできるだけ夜12時には寝るようにしたいものです。
同じ6時間睡眠でも、12時前に寝るのと宵っ張りの朝寝坊で6時間寝るのではまったく意味が違ってきます。

夜寝ている間に成長ホルモンが分泌され、身体を作り上げていきます。
「成長」という文字があるからといって、成長期の人だけではありません。大人にも重要です。新しい細胞を作り上げる、身体を鍛えて丈夫にする、身体を治す、いろいろな意味があります。

いうまでもなく健康だけではなく、美容面でも大きな意味があります。

学生時代の私の友人で際立って肌がきれいな女の子がいました。
よくよく話しを聞いてみると、やはり睡眠時間が多かったのです。
他のまわりの子達は夜遊びや夜更かしする子が多く、当然肌は荒れていてニキビができたり、化粧のノリが悪いなどの悪影響がでていました。当然、お肌に大きな差が出てきていたんですね。

先日の電車での事故も運転士は睡眠時間が短かったようです。
短い睡眠時間では集中力も続きませんし、仕事にも勉強にもかなりの悪影響です。

私はいつでもどこでも寝れてしまうので(疲れすぎなのかな?^^;)不眠ではないのですが、たま〜に眠りに入りにくいときがあります。気持ちが高ぶっていたり、いろいろ考え事をしてしまったり・・・。こういう人は多いんじゃないでしょうか?うまく気持ちを切り替えることがとても重要です。

私の場合はお笑いのバラエティ番組を観たり、趣味のビデオやテレビをみたりして気持ちを切り替えます。多くの悩み事や、心配事は、寝る前にいろいろ考えても何も解決しないことがほとんどではないでしょうか?だったら今考えても仕方ありません。どうしても考えたいのであれば、「どうすれば解決するか」を冷静に考え、答えが出たらそれを実行するだけです。余計なことは考えないのです。「でもな〜」とか「やっぱりな〜」なんてのは意味がないのです。冷静に考えての解決策さえわかれば、あとは明日それを実行するだけです。それで殆どの事は上手くいくのです。また解決策が浮かばないのであれば、誰かに相談しましょう。夜中に相談は迷惑ですから明日にしましょう。明日相談すればそこから道は開けます。それは明日ですから、今はもう考える必要はありません。

そう割り切って考えられれば、なにも眠れなくなるほど考え事をすることはないですね(笑)

軽く身体を動かせれば、そうするのも手です。
脳ばかり疲労して、身体は意外と疲れていないことが多いです。疲れているのは脳なんですね。心身ともに疲労していれば眠れるでしょう。ですので、少し身体を疲れさすことも効果があります。身体を動かして少し時間がたってから寝るようにしましょう。



参考までに新聞に載っていた「眠りの10カ条」を記載して終わりにします。

▼働く世代の「快眠10カ条」

1/十分かつ快適な睡眠で仕事のやる気と効率をアップさせる。

2/睡眠時間は人それぞれ。日中眠気がなく、気力充実で仕事をこなせれば問題ない。

3/毎朝決まった時間に起床。起床後しっかり日光を浴びることが快適な睡眠につながる。

4/昼休み、15分程度の昼寝が午後の仕事の効率を上げる。休日の昼寝は午後3時までに目覚めを。

5/就寝前はコーヒー、緑茶や喫煙、飲酒を控え、適度な運動を心掛ける。

6/読書や音楽、香りなどのリラックス法を身に付け、自然に眠くなってから入床を。

7/寝室は睡眠以外の目的に使わず、温度、湿度、静けさなどの環境整備を。

8/30分たっても寝付けない時は一度床を離れ、リラックスして眠気が来るのを待つ。
眠りが浅い時は、床に入る時間を短くすると熟睡感が増しやすい。

9/それでも寝れない時は医師の診断を。現在の睡眠薬は安全性が高く、快適な睡眠ができる。

10/交代勤務者は、夜勤明けはサングラスで強い日光を避けると帰宅後の入眠が容易に。
家族の協力を得て明るさ、音に配慮した寝室環境の確保を。(西日本新聞


ではお大事にどうぞ。

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